心細い時、誰かと話したい時にはボクがいる!BrisbotのCM「We Make Christmas Less Lonely」
スウェーデンのNPO、BRISによるCMです。
学校が終わると、少女はロボットを手に家に帰る。友だちとも遊ばず、一人で帰る。
クリスマス時期はみんな楽しそうで、おじいちゃんとモミの木を運ぶ子や、わいわいしている大人を横目で見ながら、彼女は一人帰っていく。
家に着いても誰もいない。冷蔵庫にあったママが作ってくれた料理を一人で食べ、テレビを観て、寝る。寂しいけれどそばにロボットがいるから大丈夫だ。
彼女が寝静まった頃ママが帰ってきて、眠る娘の頭を撫でる。
さっきまでいたロボットは、スマートフォンに変わっていた。
BRISは子どもたちを対象にしたヘルプラインを開設しているNPOです。しかし直接誰かに喋ることができない心の子どもたちも多い。そこで生まれたのが「Brisbot」。スマートフォンのMessangerアプリを利用して、ロボットに話しかける感覚で悩みや相談をしてもらおうという試みだ。寂しい時もロボットに話しかければ答えてくれる。
スマートフォンでの見た目はロボットキャラだが、実際は専門家がちゃんと答えてくれている。気持ちを抱え込んでしまう子どもたちには、現代ではこういうbot風なアプローチもありなのかもしれないね。
→Brisbot
http://brisbot.com/
- 2016-12-21 (水) 7:57
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