落書きだらけのポスターにフレームを貼り付けて女性虐待防止を叫ぶ「Defacing Abuse」
女性の広告への起用は、男性より77.5%も多いそうだ。
しかし、だからが故か、街の広告への落書きも、女性が被写体のそれに対するものが多い。暴力的だったり卑猥な言葉や絵で落書きされた広告は、街行く女性たちを苦しめる。
そこでだ、あえてこの落書きされたままの広告を使って、女性への虐待防止を訴えようというのがこのアイデア。広告に合わせたフレームにはこう書かれてある。
「公の場でこんなことが起こるなら、プライベートな場ではどうなるの!」
なるほど、確かにこういうことをする人たちの持つ女性への攻撃性は、広告だけにとどまっていない可能性があります。公の場だからこそ、広告だからこそこうして視覚化されてしまっていますが、プライベートな場でリアルな人間に対して行われている虐待はあまり表沙汰になりません。それを意識させるための、あえてのフレームなのでした。
→defacingabuse.com
http://defacingabuse.com/
- 2016-11-17 (木) 7:45
- Video
- 241095人の子どもの名前だけが書いてある新聞。子どもに対する虐待と暴力防止デーに配られた「The Dairy Abuse」
- DVから救わなければいけないのはペットも同じだ。ニュージーランドでのドネートキャンペーンCM「When pets can't escape abuse, neither can those who love them」
- ヴィヴィアン・ウエストウッドに展示されたDVの痕跡が残るマネキン「Vivienne Westwood Mannequins Turn into Domestic Abuse Victims」
- 女性から男性へのDVを目撃したらどうする?DVの現実を知ってもらうための実験「#ViolenceIsViolence: Domestic abuse advert Mankind」
- CAMPER WALKS S/S 2007