交通事故加害者が刑務所から飲酒している人に語りかける、飲酒運転防止キャンペーン「Reflections from Inside」
飲酒運転、ドラッグ使用時の運転、ながら運転などによる交通事故防止のために活動しているWe Save Livesによる、飲酒運転防止のキャンペーン施策です。
この日、1人の囚人が刑務所でカメラの前に座らされた。
彼の名はクリス。
彼を映すカメラの映像は、カリフォルニアのバーのトイレの鏡に映るようにセットされた。
バーのトイレだから、たいていの人はすでに飲酒している。
彼らに飲酒運転の怖さを伝えるためにクリスは話かける。
クリスは2010年に飲酒事故を起こし、人を殺めている。
裁判により彼には懲役15年の刑が課せられている。
悲しい方法だが、当事者によって語られる言葉の重さには勝てない。
バーのお客さんも、彼の言葉に表情を固くし、言葉を詰まらせる。少なくともこの日彼に会ったお客さんの中には飲酒運転をして帰った人はいなかっただろうし、そう信じたい。
- 2016-04-08 (金) 8:21
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