評価が低い映画が多いとサブスク価格が変わる、スウェーデンのストリーミングサービス「The Bad Movie Index | Draken Film」
これまでのテレビ局だけの時代とは違い、今はインターネットを使ったストリーミングで映画や映像コンテンツが楽しめる時代です。
見られるコンテンツが多い方が魅力的ですから、各社は多くのコンテンツを自社で見られるように努力しています。しかし、単純に数が正義とも言えないところもあります。
端的に言うと、つまらないコンテンツが山ほどあっても、自分が見たいものや満足できる作品は少ないよねということ。
それでも毎月いくらかを契約しているサービスに支払わなければいけないわけです。
そこでスウェーデンでストリーミングサービスを行っているDraken Filmは、変動制のサブスク価格を導入しました。
世界の大手ストリーミングサイトと映画評価サイト合わせて5つのデータを収集し、自社で扱うコンテンツの点数を算出。その点数をもとに毎月お客さんに払ってもらうサブスク価格を決めようというものです。
たくさん支払ってもらいたければ、評価の高い作品を多く自社サービスに取り入れる必要がありますよね。
具体的には、評価が最高点の7.91になると、サブスク額は109SEK(約1385円)に。逆に評価が0になってしまうと29SEK(約368円)になります。評価が0になることはまずないでしょうけど、1000円くらいの金額の変動可能性があるということになります。
エントリー現在は評価点6.86で、サブスク金額は69SEK(約876円)。
おもしろいサービスだとは思いますが、一般的な評価が低い作品でも自分はおもしろいと思えるものもありますし、駄作は駄作なりのおもしろさもあるわけです。そういう作品がストリーミングサイトのリストから排除されるようであれば、ちょっと寂しいなぁとも思う次第。
→The Bad Movie Index | Draken Film
https://www.badmovieindex.se/
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