最後のプラスチックストローをミツバチの巣に「Last Straw」
樹脂製のストローはあと少しで世界から姿を消すでしょう。
これはストローによるゴミ問題、特に海洋汚染が深刻だからです。
数百年も生分解されずに、誤って食べてしまった海洋生物を死においやるストローは、もっと早く無くなるべきだったのかもしれません。
そんな中、今残る最後のプラスチックストローを上手く使おうという取り組みがメキシコで行われている。
メキシコの蜂蜜ブランドSon de Mielは、ミツバチを育ててハチミツを採取しています。
彼らのための巣を廃ストローで作ってあげるというのが「Last Straw」の取り組みです。
普通はミツバチ自身がコツコツ作る巣ですが、それが最初から出来ていたら巣を作る労力を他にまわせます。
ハチミツも多く作ることができるでしょうし、たくさん繁殖してくれるようになるでしょう。
ミツバチは農業にも受粉という意味で貢献してくれるし、人間にとって非常に大事な生き物です。
近年ミツバチの大量死の問題があったりと、なかなか厳しい環境におかれている養蜂において、このストローを使った巣はWin-Win-Winくらいの力を発揮する可能性もありますね。
ストローはというと、池や海で集められたものや、賛同してくれたレストランから提供されたものを使用し、消毒などを行って使われているようだ。
- 2019-04-16 (火) 8:31
- Video