第一次世界大戦の不発弾から作られた、60083個のポピーのピンバッジ「Creating The Passchendaele 100 Poppy Pin」
1914年から始まった第一次世界大戦。
1917年にはベルギーにおいて60万人を超える死者を出したパッシェンデールの戦いが数ヶ月にわたって繰り広げられた。イギリス兵の死者も60083人を数える悲惨な戦いとなった。
戦後、この土地からは多数の不発弾が発見された。
実に投下された1/4が爆発せずに残っていたといわれている。
今回、パッシェンデールの戦いから100年という節目を迎えるにあたり、拾い集められたその不発弾を溶かしてポピーのピンバッジが作られた。ポピーはもともとカナダの医師のポエムに登場したことがきっかけで、戦没者のシンボルとされている。戦争で荒れた地にも花をつけるその姿が、戦争に散った人の魂にも見えるのかもしれない。
ピンバッジは39.99ユーロ(約5200円)。
パッシェンデールの戦いで無くなったイギリス軍兵士の数だけ作られた。
売り上げの一部は、退役軍人や戦没者の家族への支援にも充てられるという。
→Passchendaele 100 Poppy Lapel Pin
http://www.poppyshop.org.uk/passchendaele-100-poppy-lapel-pin.html
- 2017-08-05 (土) 7:57
- Products