クリスマスの街に降りてきたフランケンシュタイン。AppleのCM「Frankie’s Holiday」
人里離れた山に住むフランケンシュタイン。
一人家の中でオルゴールを鳴らし、その音をiPhoneに録音している。
フランケンシュタインはその日届いた小箱を持って、街に降りていった。
街では大きなクリスマスツリーに人々が集まっていた。
フランケンシュタインはその中に入っていく。住民の中には彼を怖がるものもいる。
フランケンシュタインは小箱から赤と緑の電球を取り出し、首のソケットにはめ込んだ。首元で電球が光ると、彼はiPhoneからオルゴールのメロディを流し出す。そしてそれに合わせてクリスマスソングを歌う。
しかし、人々の反応はない。
怖がっているのか。
と、緑の電球が消えてしまった。
やっぱりそんなものか。
うまくいかないのか。
そんなフランケンシュタインを手招きする一人の少女。フランケンシュタインが近づくと彼女は電球に触れた。消えていた電球は再び緑の光りを放ち出す。なんだ接触が悪かったのか。
そして少女はフランケンシュタインが唄うのをやめたクリスマスソングの続きを唄い始めた。フランケンシュタインも唄い出すと、二人以外の歌声まで聞こえてきた。いつの間にかそこにいた人々みんなが歌っていたのだ。
不安だったフランケンシュタインだが、一歩踏み出してみたら思いがけない歓迎を受けたのだった。
みんなに心を開こう。
- 2016-11-23 (水) 9:50
- TV・CM