ターンやゴールを震えてお知らせ。視覚障害者用スイミングキャップ「Blind Cap」
視覚障害者が水泳をする場合、ターンやゴールの時にプールの壁に激突しないよう、コーチが棒で直接合図を送る。これを技術の力でなくせないものか。
サムスンとスペインのパラリンピック協会が開発しているのが、この視覚障害者用のスイミングキャップ。内部に小さな振動装置があり、Bluetooth接続されたデバイスからの合図で震えて知らせてくれるというもの。合図を送るのはプールの外にいるコーチだ。
だが動画コメントにもあるように、やっぱりこれだとコーチがいないとできない。距離センサーで自動的に振動するような構造にならないだろうか。もう一つ、視覚障害者が水泳を行う場合、いつの間にか曲がってしまってコースロープに手がひっかかることがある。このあたりもセンサーとキャップの振動でうまくできないものだろうか。
しっかり確立できるとスイマーも安心して全力で泳げるようになるので、より良い記録も期待できるのではないだろうか(それが公式ルールとして認められるかはまた別の話)。
→Blind Cap
http://www.blindcap.com/en/
- 2016-10-08 (土) 9:15
- Products
- 遅くまで仕事をしているオフィスを勝手に広告にしちゃえ!ハイネケンによる「Heineken | Working Late?」
- Retinaディスプレイを使用しながら、通常ディスプレイでのサイト表示が確認できるMacアプリ「Blind - 1X Browser」
- ターンテーブルが無くてもDJプレイができるピザハットのピザボックス「The world's first playable DJ pizza box」
- 盲目の人にも窓の外の景色を楽しんでもらおう!フォード・ヨーロッパによるスマートウインドウデバイス「Feel The View」
- スマートフォンと接続すると音楽が奏でられるマクドナルドのトレイシート「McDonald’s McTrax: Play the Placemat」