彼女に内緒でチャンピオンズリーグ決勝の観戦を目論んだ男たちに待っていた大どんでん返し「Heineken | The Cliché」
サンパウロのレストランにやってきたカップル。
男性が渡されたメニューを見て何やら考えている。
メニューには料理名ではなく「もしハイネケンのパーティーでチャンピオンズリーグ決勝が観戦したいなら、彼女に週末のスパチケットをプレゼントしよう」と書いてある。スパのチケットもついていた。さぁ、どうする？
男性たちは彼女にスパのチケットをプレゼントした。
女性はもちろん喜んだ。チャンピオンズリーグのことなんてもちろん知らないわけですし、スパのチケットがプレゼントされたら喜んで当然よね。
さあチャンピオンズリーグ決勝戦の当日だ。
彼女にスパチケットをプレゼントした男性が3人、ハイネケンのパーティーにやってきた。大型ビジョン前の特等席でこれから観戦するのだ。
試合前に画面に映し出されたのは、スパを楽しむ彼女たち。
なんだ知らされていたのか。
でもスパでめちゃくちゃ楽しんでいるみたいだからよかったよかった。
スパからの中継でも彼女たちの喜びが伝わってくる。
「トリートメントやマッサージしてもらって、もう信じられないの！」
「ほんと、最高だわ！ここミラノは！！！！」
・・・え？
バスローブ姿の彼女の後ろの幕が降りると、そこにはスタジアム。
彼女たちはバスローブを脱ぎ捨て、普段着に！その手にはチャンピオンズリーグ決勝のチケットが！！！
そう、スパにいると思っていた彼女たちはミラノのサン・シーロに行っていたのだ。
彼女なしで特別な席で観戦できると思っていた彼たちよりも、もっと特別な場所でサッカーを観ることになった彼女たち。これには男性陣もガックリ。
ただ、男性陣にしてみれば、あの時彼女にスパをプレゼントしていなければハイネケンパーティーにも来れなかったわけで、悲しいかなこれが最適解だったのだ。
でもほら、よかったじゃない。最終的に彼女から怒られることもないし、彼氏がちょっと悔しいだけで全体的にハッピーで終わるもの。
- 2016-06-07 (火) 8:21
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