犬と飼い主の心拍数を計測したら驚きの結果が!オーストラリアのペディグリーによる実験「Hearts Aligned」
現代では4人に1人がストレスに苦しんでいるという。
病気の原因にもなるそのストレスをやわらげる方法はないだろうか。
ペディグリーは古くから人がパートナーとしてきた動物である犬にその力があるのではないかと考えた。そしてある実験をしてみたところ・・・
グレンさんはリリックという名の犬を飼っている。彼は仕事中に足場が崩れ、足に障害の残るケガをしてしまった。彼は落ち込み、鬱状態になった。
アリスはユノという名の犬を飼っている。彼女には聴覚障害があるが、彼女のまわりで何が起きているのか教えてくれるユノに感謝している。
もう一人の女性はジェイクという名の犬を飼っている。5年前にマックスという犬が亡くなった時、マックスの代わりだと考えてしまうから他の犬は飼いたくなかった彼女だったが、悲しい時にいつも寄り添ってくれるジェイクをいつしか大切に思うようになっていた。
3人の飼い主と愛犬にはそれぞれ心拍測定器を着けてもらい、リアルタイムに心拍数モニタリングした。飼い主だけソファに座らされた時には両者の心拍数は上昇していた。不安なのか、興奮しているのか。
飼い主のもとへ愛犬を連れていくと、数値はさらに少し上昇する。興奮しているのだろう。
しかしその興奮が落ち着いてきた時、両者の心拍数に専門家も驚いた。まるで合わせたかのように、両者の心拍数が下がっていき、微妙な数値の上下振れもシンクロしていったのだ。
犬が合わせているのか、両者が知らず知らずのうちにシンクロしてしまっているのかはわからないが、愛犬と一緒にいると落ち着くというのはこういうところに原因があるのかもしれない。気持ちが落ち着くとストレスによる心の揺れも平穏になっていくはずで、やっぱり犬は人にとってのベストパートナーだぜ!という結論でいいのだろうかね。
愛猫家の人とネコでも同じ現象は起こるのか。
他の動物ならどうか。
気になりますね。
彼氏彼女、夫妻ならどうかという実験だけは危険きわまりないのでやらない方向で、是非。
- 2016-04-28 (木) 8:31
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