ベルギーの広告界を守れ!トップクリエイターの精子を残すプロジェクト「Ad Babies - Donate Your Creativity」
ベルギーの広告界は世界でもトップクラスで、ここ4年でカンヌライオンズのタイトルを78も受賞するほど。しかし最近はクリエイティブ系の学生が減っていて、将来も同じ水準を維持できるか不安だ。そこで・・・
Creative Belgiumが、現在の広告分野のトップクリエイターの男性に協力を仰ぎ、彼らの精子を精子バンクに提供してもらうことにした。
とまぁええ話のように書き進めましたが、なんだかそれでいいのか?という思いもするのが実のところではあります。こればかりはその国の精子バンクをめぐる認識やそれぞれの倫理基準によっても変わってくると思うので、一概に良し悪しの判断はできかねるところではありますが、遺伝子に託すより前に面白い広告を作り続けて子どもたちが目指したいと思える仕事を見せたり、ワークショップなどを通じて才能を伸ばしてあげるなど近々にできることはあるんじゃないかとも思うわけです。
自分たちの遺伝子を引き継ぐクリエイターをただただ未来に量産しようとしているなら、既にベルギーの広告界は終わっている気もしてくるところですがいかがなものなのでしょうか。
- 2015-12-18 (金) 8:27
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