消えていく記憶の入ったUSBフラッシュメモリ。アルツハイマー患者支援ボランティアを募集する「ACCIÓN ALZHEIMER - Memorias Perdidas」
スペインのアルツハイマー患者は70万人と言われ、毎年新たに4万人がこの病気になるという。不足する支援ボランティアを集めるため、街のあちこちにUSBフラッシュメモリを放置した。
USBフラッシュメモリの中には、アルツハイマー患者の動画が入っている。
自分がアルツハイマー患者で、助けが必要なこと、どこに住んでいるのかを自分自身で語っている動画だ。
この動画が入ったフラッシュメモリを街に放置したところ、48時間で30%の届けがあり後日ボランティアにも来てくれた。
それでもまだボランティアは不足しているので、この動画を見て興味を持った人はボランティアに来てほしいと伝えるのがこの動画の狙い。フラッシュメモリほどの反応があるかどうかはわかりませんが、ボランティアが増えるといいですね。
それはともかく、わけのわからないUSBフラッシュメモリを自分のマシンにぶっ刺す人がそれほどいるというのも驚愕で、アルツハイマーのボランティアも重要だけど、パソコン関係のセキュリティリテラシーを啓蒙することも重要だなぁと思った次第。
- 2015-10-14 (水) 8:31
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