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フォルクスワーゲンが中国の子どもたちに贈った空気清浄機「Volkswagen Clean Air in a Box」

Volkswagen Clean Air in a Box

中国では大気汚染が深刻です。
対策をしないと、呼吸器系の病気にもつながります。
空気清浄機があれば室内だけでも改善できるのですが、空気清浄機自体の値段が高い。

そこでフォルクスワーゲンは、中国の子どもたちに空気清浄機を贈ることにした。

フォルクスワーゲンといえど、市販の空気清浄機を贈るのは予算が見合わない。だからフォルクスワーゲンは考えた。廉価な空気清浄機を作ろうと。
フォルクスワーゲンが目をつけたのは、自動車に使われるキャビンフィルター（エアコンフィルター）。車内の空気を清潔に保つための、フィルターです。これをサーキュレーターの送風口に付けられるように段ボールのアタッチメントを製作し、市販の空気清浄機よりも廉価なセットを作りだしたのだった。

こんなもので・・・と思うかもしれないが、なかなかどうして、十分に役立つレベルなのです。しかも専用ではなく車用に大量生産しているフィルターを使っているので、交換時も安価で済みます。今後フォルクスワーゲンは中国の子どもたちに、この空気清浄機をどんどん贈っていくようです。

この事業、フォルクスワーゲンにとってのCSRということだけでなく、子どもたちが自動車に乗る頃を見据えての種まきの要素も含んでいるかと思われます。