臓器ドナーの登録を訴える、人型の氷を使ったインスタレーション「Homem de Gelo」
サンパウロにある病院Hospital Beneficência Portuguesa de São Pauloが、臓器ドナー登録を呼びかけるために、街の中に人の形をした氷の像を設置した。
氷は透明だが、像のちょうど胴体部分に心臓や腎臓、肺などの臓器を模した赤いプラスチックが閉じ込められている。氷はいつしか溶けて崩れていく。一人の人間に寿命があるように。
だがしかし、崩れて人の形を成さなくなってしまった氷に対し、赤い臓器が壊れずに残った。
あなたの命がもしなくなってしまっても、臓器は生き続けることができるかもしれません。
- 2015-05-14 (木) 8:42
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