胎児を3Dプリントして、我が子に触れられる感動を盲目の妊婦さんにプレゼント!
おむつを中心としたブランドHuggiesが、ブラジルで妊婦さんに胎児の3Dプリントを贈った。
タチアナは30才の妊婦。
妊娠20週目だ。
この頃になるとエコーで胎児の顔もしっかり見えているはずだが、彼女には見えない。
タチアナは17才の時に失明したのだ。
そこで、Huggiesがエコーのデータを元に、胎児の姿を3Dプリントして彼女に贈った。
これにより、彼女が見ることができなかったお腹の中の我が子が、手に触れて感じることができた。この顔の、この子が、今お腹の中にいると思うと、それまでとは違う感情が芽生えたのではないだろうか。
Huggiesは全てのおかあさんに同じ感動を、というコンセプトで今回このように盲目の妊婦さんに3Dプリントされた胎児のプレートを贈った。今回はタチアナだけでなく、4人の盲目の妊婦さんにそれぞれ同じようにプレートが贈られ、動画が公開されている。
▲44才のイザベラ。19才の時に失明したそうだ。
▲24才のレナッタは赤ちゃんの時から目が見えていないんだそう。
▲35才のマルシアが失明したのは15才の時。
胎児の姿を3Dプリントしてくれるサービスというのは既にあるのですが、こうした盲目のご家族(妊婦さんだけじゃなくてね)がおられる方にとっては、とてもいい使い方だなぁと思うのであります。
- 2015-05-06 (水) 12:22
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