まるで逆回転映像!打ち上げられたロケットが再び着陸するまでをラジコンヘリから撮影した映像「Grasshopper 744m Test」
スペースX社のロケット「グラスホッパー」は、現在テキサス州で打ち上げテストが行われている再生型のロケットです。このロケットの打ち上げと着陸をヘキサコプターに付けたカメラで撮影した映像がこちら。
え、、、映像逆回し?
と、思ってしまうのは、ロケットが上空744mで上昇するのを止め、そのままの姿勢でゆっくりと打ち上げ場へ下りていくから。
このロケットについてあまり知らなかったので、wikipediaから引用してみる。
再利用型ファルコン9ロケットの参考にする目的で開発されており、4本の脚を備えて垂直離着陸が可能である。実験機として開発されているため衛星の打ち上げ能力は持たない。
(略)
グラスホッパーはファルコン9の第1段に鋼鉄の脚4本を追加した形をしている。エンジンはマーリン1Dが1基で、ケロシンと液体酸素を推進剤に用いて12万2000ポンド重(55キロニュートン)の推力を生じさせる。高さは32.3mである
(略)
グラスホッパーの詳細についてスペースXは多くを語っていないが、スペースXは将来的に使用後のロケットステージを着陸させて再利用する計画を持っているため、グラスホッパーはその実験台と考えられている。なお、既存のロケットにおける燃料費の割合は1%以下であり、ロケットの再利用により打ち上げコストを1/100まで下げることも可能だという。
すごいなぁ、スペースX社。
そしてこうした映像も撮影しちゃうヘキサコプターもすごいなぁ(操縦者もすごい)。
- 2013-10-14 (月) 14:05
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