小児ガン募金を救ったのは、囚人たちだった「Searching For Hearts Case Study」
ペルーのガン財団は毎年小児ガンへの募金キャンペーンを行っているが、なかなか募金が集まらない状況となっていた。そこで彼らが向かった先は、刑務所。そこで小児ガンへの募金キャンペーンについて、殺人者や強盗やテロリストに説明し、協力してもらうことになった。
囚人たちは他の囚人たちに募金を促し、52個の募金用缶はいっぱいになった。さらに子どもたちに手作りのプレゼントや手紙まで集まった。このことはペルーのメディアで採り上げられ、それを知った一般の人が募金してくれるようになった。
悪いことをして罪を償っている囚人たちにとっても「誰かのためになる」という経験は良いことだろうし、「自分たちでも頼りにされているという思い」は更生する自信にもなろう。また、一般市民にとっても、「彼らががんばっているのだから」という思いが湧き上がるに違いないし、刑期を終えて出所した人たちに対して少しは心の距離が縮まるのではないかと思います。
- 2013-09-02 (月) 7:45
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