ゴミの出にくい実験的なパッケージを提案する「The Disappearing Package → Experimental Package Design」
アメリカでは毎年6億3500万トンのゴミが出るそうで、商品のパッケージを変えることで少しでもゴミを減らすことができるんじゃないかと提案しているのが「The Disappearing Package → Experimental Package Design」です。サイトではAaron Mickelsonさんによる5つのパッケージデザインを見ることができます。
▲たとえば紅茶のパッケージ
1箱で15グラムの紙と2グラムのプラスチックがゴミとして出ます。
▲それをこうするじゃろ。
ティーバッグの個別パッケージを蛇腹につなげ、箱は無くしています。
▲使う時も問題なし。なるほど!
もうひとつサンプルを。
▲粉洗剤ですが、一袋で16グラムのゴミが出ます。
▲それをこうするじゃろ。
一回分ごとにパック詰めしたシートを丸めています。
▲使う時は一回分を切り離してそのまま洗濯機に。パッケージは水に溶け、インキも洗濯物を汚すことがないようになっています。
ゴミも積もればゴミだらけになるので、少しずつではありますが過剰梱包になっているパッケージをリデザインするのは良いことではないでしょうか。
そして、それを支えるのは消費者の考えひとつです。別に使用に問題がなければ簡易包装・エコパッケージでいいやと思えるかどうかです。
ひとりひとりが少しずつ気を使うことで、世界はもう少し良くなるんでしょうね。
サイトでは他にも事例が紹介されています。
→The Disappearing Package → Experimental Package Design
http://disappearingpackage.com/
- 2013-08-19 (月) 9:18
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