大気中から水をとり出すことができる看板「UTEC - Potable Water Generator」
ペルーの首都リマは、世界で2番目に砂漠の多い首都だそうで、年間降水量も0.51インチ(約13mm)という少なさ。人々は井戸の水などを利用しているそうですが、井戸の水は綺麗とはいいがたい。そこでリマにあるThe University of Engineering and Technologyは看板を建てることにした。
この看板、ただの看板ではない。年間降水量は少ないが、湿度が98%というリマの気候を利用して、大気中から水をとり出して貯めておけるのです。貯まった水は、看板下の蛇口をひねれば出てきます。もちろん各種フィルターを通しているので、そのまま飲んでも問題なし。3ヶ月で9450Lという水を作り出したというからすごい。
- 2013-03-04 (月) 7:51
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