誰も写っていないプリクラで、HIV患者への差別根絶を訴える「Cabine de Fotos - Photobooth」
インスタント写真機ですが、みんなで記念に撮ったりできるようなのでイメージとしてはプリクラが近いと思われるこのマシン。撮影して少し待つと、仕上がった写真が出てきます。が、そこには誰も写ってません。
写っているのは、ブース内のカーテンだけ。
そしてプリントされた写真の一番下には「HIV患者は差別を受け、存在を無くしている」ことや「VhiverグループがHIV患者が人として平等な権利を持って生きていけるように活動している」ことが書いてあります。Vhiverグループは、そういう活動をしているNGOだそうです。
「見えない」というのは視覚的に強烈なメッセージを見せてくれますね。
- 2012-11-23 (金) 10:32
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