カメラの楽しみ
柳沢小実さんの新刊は、『リトルプレスの楽しみ』『フリペの楽しみ』に続き「楽しみシリーズ(勝手に命名w)」第3弾の『カメラの楽しみ』。
自分が撮りたいものを、自分らしく撮ること。
それが、写真が もっと上手に、好きになるコツ。
そう帯に書いてあるように、「こう撮りなさい」ではなく、
「こうするとこんな風に写りました」、「別アングルはこんな感じになりました」「こっちからの光だとこんなイメージです」、やさしくしかししっかりと教えていただいている気持ちになり、「じゃあ私のイメージはこうだから、応用してこう撮ろう」と思わせてくれる。
感覚の部分も大きいけど、自分らしさを写真として具現化する際に必要となる基礎はしっかり抑え、持っておくべき引き出しの数を増やしてくれる一冊ではないでしょうか。
主に生活雑貨や、旅、ポートレイトのサンプルが掲載され、自分の生活の中での普段の気軽な撮影とシンクロさせやすい。
合間合間にレッスンとして、
田辺わかなさんが「きれいな写真を撮る楽しみ」
前田かおりさんが「雑貨をかわいく撮る楽しみ」
砂原文さんが「写真の基礎を知る楽しみ」
林和美さんが「写真が上手になる楽しみ」
西部友典さんが「正方形で撮る楽しみ」
les deuxさんが「写真で小物を作る楽しみ」
桑原奈津子さんが「料理を美しく撮る楽しみ」
安部まゆみさんが「ハーフカメラを使いこなす楽しみ」
長塚奈央さんが「写真を上手に見る・選ぶ楽しみ」
ギャラリーNADARが「写真を長く続ける楽しみ」
を、それぞれ教えてくださっています。
最後にフィルムカメラ11台の紹介があって、
なかなかの渋路線だったのが可笑しかった。
カメラ選びも楽しみの一つよねえ。
あぁ、5D後継機発表されないかなぁ(出たらかなりの確率で買うつもり)
→ふらりふらり帖 -柳沢小実HP
http://www.furarifurari.com/
→PIE BOOKS
http://www.piebooks.com/
- 2008-01-28 (月) 7:17
- Books
- 1つ新しい記事 : Google × LEGO
- 1つ古い記事 : NISSAN MURANO PHOTO SESSION