初恋
size:257×182mm
color:2c/1c
2002年2月22日、リトルモアから発刊された、中原みすず氏著の小説『初恋』。
この小説が映画化されたようです。
東京府中で起きた三億円強奪事件のお話。その犯人は私かもしれない、と過去を振り返る一人の女性。当時18歳、女子高生だったみすずという名の・・・。
この小説が発売された当時、ボクは近くの小さな本屋をはしごして、買い求め、読みふけった。装幀に使われている浅野忠信氏のドローイングや、帯の市川実和子氏の言葉(現在の版がどのような帯かは不明)、タイトル、リトルモア、最初に飛び込んでくる「地下鉄のザジ」の科白、犯人は私だったのかもしれないという小説の体、惹かれる要素はずいぶんあったのだろう。
ボク中での主人公と、主演の宮崎あおいさんは、イメージが少し違うけど、それはボクの中での話。映画は映画として素晴らしいものと願うのでした。
→初恋
http://www.hatsu-koi.jp/
→リトルモア
http://www.littlemore.co.jp/
- 2006-03-16 (木) 8:00
- Books | Chira-Cinema
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