カエルの鳴き声で故郷のプエルトリコを思いだして!「Caso Medalla Sounds From Home」
カリブ海に浮かぶプエルトリコからアメリカへ渡る人は多い。
現在アメリカには560万人のプエルトリコ人が住んでいるが、これはプエルトリコに住んでいる人の2倍にもなるそうだ。
アメリカに渡った彼らに、故郷のことを思い出してもらおう。
プエルトリコには声に特徴のある動物がいる。
コキーコヤスガエルという名前のカエルだ。
その鳴き声は、プエルトリコの人なら誰でも聞き覚えがある。
プエルトリコのビールブランドMedallaは、このカエルの鳴き声をビールの箱に仕込んだ。
箱の前を人が通ると、センサーでカエルの鳴き声が出るようにしたのだ(鳴き声を流すだけの、ビールが入っていないフェイクのビール箱)。
それをプエルトリコの人が多いアメリカ東海岸の都市の、Medalla売り場に設置。
ビール売り場を通ると聞こえる、どこかで聞いたような鳴き声。
プエルトリコ人なら故郷を思いだすこと間違いないその声に、自然と身体は反応して立ちどまってしまう。
このプエルトリコ人踏み絵施策はSNSでも大きな反響を呼び、3ヶ月で170万ケースのMedallaビールが売れたそうだ。
ちなみにコキーコヤスガエルのことを調べてみたら、最悪の外来生物100に選ばれていた・・・。
- 2021-05-10 (月) 7:30
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