ラマダン月だけ販売される、ラベルのないコカ・コーラに込められたメッセージとは「Remove labels this Ramadan」
中東のコカ・コーラが、ラマダンの約1ヶ月間、ラベルのプリントしていないコーラを販売しています。
ラマダンとは、イスラム教における断食月のこと。この期間は日の出から日の入りまで一部の人を除いて断食をしなければいけません。
動画では6人の男性が集められ、真っ暗な部屋で様々なことを話しています。彼らは元々の知り合いではありません。
照明が点くと、今まで喋っていた人の顔や姿が見えます。そこには民族衣装を着た人や、タトゥーをした人、車いすの人などがいました。真っ暗闇の中で話していたイメージとは全く違う印象だと言う人もいます。
ここで彼らに椅子の下にある箱を開けるよう指示が出されます。
箱の中から出てきたのは、コカ・コーラ缶。でもそこには、Coca-Colaの文字は無かった。そのかわりにこう書いてあります。
「ラベルは缶のためのもので、人のためのものではありません」
今彼らが体験したように、見た目では人それぞれのことはわからないのです。
人種、民族、パーソナルな特徴、趣味などなど、見た目のラベルで人を決めつけてしまってはいけません。
ちなみに今年のラマダンは7月16日まで。
- 2015-07-08 (水) 8:36
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