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フィンランドに伝わる神秘的な6つのおまじないとは?「白夜の魔法 - Visit Finland」

White Night Magic

フィンランドには夏におこなうおまじないがあります。
それは収穫と繁栄意を祈願して天気の神(Ukko:ウッコ)を讃える、夏至祭(6月19日の直後の週末)の名残とされています。この動画では現代にも伝わるそのおまじないを紹介しています。

露にぬれた畑を転げまわる
裸で小麦畑を転げまわると、1年以内に未来の花婿に出会えると言われています。露には、癒しの力があり、その上を転げまわると、美しく健康になれると信じられているのです。昔は、その年の分の露を、布に湿らせて、瓶の中に絞っていました。

▲想像するとちょっと怖くておまわりさんを呼びたくなりますが、未来の花婿は彼女がそんなことをしていたなんて知っているのでしょうかw

小麦畑に魔法をかける
夜、庭で四葉のクローバーを見つけて、それをシャツの胸の部分に隠します。時計の針が真夜中を知らせたら、髪をほどいて走り出して、小麦畑を3周します。あなたが思いを寄せている人が、その畑で収穫された小麦で作ったパンを食べると、彼もあなたと恋に落ちるのです。

▲まじないというより魔術じみていませんか?w

8種類の花を摘む
様々な草地から8種類の花を摘んで、枕の下にその花束を置いて眠りにつくと、夢の中に「運命の人」が現れます。草花は、夏至のお祝いに欠かせない重要なものです。以前は、木の葉を床に散らしたり、野原に樹木の家を建てるということが、一般的に行われていました。その年の畜産と牛乳の生産がうまくいくように、牛にも花冠をかぶせました。

▲これなら人目を気にせずできそうです。しかし運命の人は夢に出てくるだけなのでしょうか。

糸で予見する
夏至祭の日に、麦畑に行って、様々な色の糸を、同じ長さの芽に結びます。それぞれの糸の色にはそれぞれの意味があります。例えば、黒は悲しみを増長し、赤は愛の色。自分で色の持つ意味を決めることもできます。次の朝、麦畑に行って、夜の間にどの芽が一番伸びたかを見てみます。一番伸びた芽に結んだ糸の色が、その年の運命を教えてくれるのです。

▲小麦の成長レース占いですね。

ヴィヒタを作る
夏至祭のサウナのために、ヴィヒタが作られます。ヴィヒタは、葉が柔らかくて香りのよい新緑の白樺の枝を束ねて作られます。8つの異なる木と花から作るのが、夏至のおまじないです。サウナに入った後に、ヴィヒタをサウナの屋根の上に投げます。その後、屋根に登って、ヴィヒタの柄が向いている方向を確認します。その方向から運命の人がやってくるのです。

▲サウナの屋根の上に登るときは、服着てもいいですか?

朝一番の音を聞く
夜中過ぎに、丘や山の上、大きな岩の上など、周りの音がよく聞こえそうな、どこか高いところに登ります。未来の花婿さんは、その朝、最初に音が聞こえてきた方向からやってきます。もし音楽が聞こえたのなら、結婚式が近づいているという意味で、赤ちゃんが泣いているのが聞こえたら、誕生のしるしです。

▲白夜の朝は何時くらいのことなんでしょうね。

ちょっとクスリと笑ってしまうような内容もありましたが、短くて貴重な北欧の夏だからこそ、それを楽しみその恵みを享受すべく考えだされ広まったのではないでしょうか。恋にまつわるおまじないが多かったのは、恋に悩んだところで暗くならない夏の夜に眠れず、白々しい外に出てその感情を爆発させたのかもしれませんね。

→白夜の魔法 - Visit Finland
http://www.visitfinland.com/ja/byakuya-no-mahou/

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