検索で出てきた医学情報を鵜呑みにしないで!「Don't google it」
身体の調子が悪いとき、どうすればいいかインターネットで調べたりしませんか。その情報、本当に正しいものですか?
夫の手の指には感染症があった。妻は絆創膏を夫の手に貼り、Googleで [感染症 指] と検索をはじめた。
妻の見たページには、指が緑になるかもしれないことや、指を切断しなければいけない可能性が書いてあった。するとどうだろう、夫の指は緑に、次の瞬間には切断したように消えてしまった。さらに妻が検索するたびに夫は鼻血を出し、顔にはデキモノがたくさん・・・
インターネット上には真実もウソもよくわからないこともたくさんあります。Google先生だからといって、ヒット先の情報は保証してくれません。
ベルギーで開設されたGezondheid en wetenschapには、医学的科学的な根拠に基づいた情報が載っています。Google先生はやめて、Gezondheid en wetenschapにアクセスしてください、と。
Gezondheid en wetenschapによるとベルギーの人の75%がネットで医学情報を手に入れようとしているそうで、その行為の危険性をこういう動画を作って訴えているんですね。ま、根拠あるからってGezondheid en wetenschapが正しいとは限らないんですけどね。
日本でも根拠のあいまいなトンデモ(に近い)医療や医療的行為が多いですし、誰かの「私はこうだった」「これで治った」という個人見解もよく見受けられます。それを信じて良くなればいいかもしれないですし、プラシーボ効果でも現れればいいのですが、そううまく事が進まない可能性は大きいわけです。まずは疑う、これが大事ですし、身体の調子が悪かったらとりあえず医者ですよ(医者が全て正しいということでもないですが)。
キャンペーンタイトルとしては、Google先生トバッチリだと思います。
→Don't google it - Gezondheid en wetenschap
http://www.gezondheidenwetenschap.be/nogoogle/en
- 2014-11-09 (日) 9:17
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