お昼の1時間だけ読み取り可能なQRコードを影で作って売り上げアップ「Emart Sunny Sale Campaign - Shadow QR Code」
小売店舗ではどこもそうだと思いますが、お昼のランチタイムに売り上げが大幅に下がります。みんながランチに行くから、です。同じようにお昼に売り上げが伸び悩んでいた韓国のEmart(総合スーパー)は、立体的な3DのQRコードのような看板を街に設置しました。
なぜ立体的なのか。
それは影を生み出すため。
立体自体はQRコードにはなっておらず、日光が当たってできた影がQRコードになっています。この影のコードをモバイル端末で読み込むことで、アクセス先のEmartのネットショップで12ドルのクーポンが使えるようになる、というもの。しかもこのQRコードが読み取れるのは、ランチタイムの12時から13時までの間、たった1時間のみ。
2月に行われたこのキャンペーン、最初はソウル13ヶ所だったのだが、最終的には36ヶ所に拡大。結果として12000を超えるクーポンが使われ、2月の売り上げは1月に比べ58%アップだったんだそうだ。
ただ、3Dの、シャドウのQRコードにしなくても、1時間だけ見られるようにしておけばいいんですけどね。そこは、アイキャッチとして立体の方が、影の方が、話題性があるってもんなんでしょうね。
- 2012-05-03 (木) 13:29
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