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順番待ちの番号札の数字がとてつもなく大きかったら、あなたは待てますか?ブラジルの病院の臓器移植ドナー登録促進プロモーション

The Waiting Ticket

銀行や役所によく置いてある、順番待ちの番号札。書かれた番号が呼ばれるまで待つ仕組みで、あとどのくらいの時間で自分の番かということもなんとなくわかるシステムです。その番号札に、もしもとてつもない数が書いてあったらどうします?たとえば「27000」とか。対応してもらってる人はまだ100番台だというのに、ですよ。

多くの人は言うでしょう「そんなに待てないよ」と。しかし、なにかしらの事情で臓器移植が必要になったら、既に順番待ちの人は途方もない人数なんですよ。

この番号札は、ブラジルのSanta Casa Hospitalが食料品店(に見えますね)に設置したもので、臓器移植という多くの人にとってあまり知らない現実を、身近な体験を通して知ってもらうプロモーションです。もしも自分が、家族が、大切な誰かが臓器移植を必要になった時、少しでも順番待ちの人が少なくなるようにみんなでドナー登録をしようというもの。

日本も臓器移植についてはドナー登録が可能です。
たとえば、万が一脳死になってしまった時を考え、意思表示カードを持っておくこともできます。ほかにも骨髄バンク登録ってこともできます。嫌なら登録しなくてもいいし(悪いことでもない)、できる人はやりましょうね。

  • 2012-03-30 (金) 7:42
  • Video

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