挿し直し不要!寝落ちしても安心?シンプルな栞(ブックマーカー)「Albatros」のアイデアが素晴らしい
リンゴを食べると歯茎から血が出ませんか?
韮を見るとギョウザが食べたくなりませんか?
では、本を読むとき、しおりを使いませんか?
どれもNoの人はスルーしてください。
歯茎から血が出る人はライオンのデンターをどうぞ。
ギョウザが食べたくなった人は宇都宮へGo!
しおりを使う人はこのエントリーを最後まで見てください。
その形から「Albatros」(アホウドリ)と名付けられた本の栞(ブックマーカー)を作ったのは、フランス出身でロンドンを拠点に活躍されているプロダクトデザイナーOscar Lhermitteさん。しおりなんていくらでもあるじゃない、なんて思っていたら大間違い。なんだかマグロを食べたくなっていたとしたら、それも大間違い。ではどのように使うのか。
薄いフィルムのようですね。
よく目にするしおりとは、形がかなり違っています。これを本の最初と最後のページあたりに貼り付けます。
当然フィルムは本の上部で弧を描きますので、それを谷折りします。谷折りすることで、谷部分が本のページの間に挟まる仕組み。これだと本を読むときに、しおりを外したりまた挿し直したりする必要はありません。
本棚に並べてみたらこんな感じ。
変に本から飛び出ることもありませんね。
動画で見てみましょう。
ページをめくるとしおりの谷部分が自動的に移動するので、急に本を閉じたとしても、通常の挟み込み型しおりよりはどこまで読んでいたのかわからなくなることが少なそうですよね。たとえばベッドなどで読んでいて、いつしか寝てしまっても(絶対とは言えないけどね)。
現在この「Albatros」は、資金調達プラットフォームのIndieGoGoで資金を集めてらっしゃいます。が、既に目標をクリアしているので、あとは製品化されるだけ。接着部分を付箋のような弱粘着にしておけば本にひっついて取れなくなることもないし、再利用だってできる。また、それほどコストもかからなそうですし、広告をプリントしたりしてノベルティにも使えそうです。本屋オリジナルのデザインで作ったりね。
ということで、今年中か来年には日本でも買えるようになるんでしょう。実際の使い勝手はわかりませんが、現段階でも楽しみなプロダクトです。(アイデア勝負の商品だから、意匠権踏みにじったようなコピー商品が出てこないことを祈ります)
→Albatros
http://albatrosbookmark.com/
→Albatros - IndieGoGo
http://www.indiegogo.com/Albatros-bookmarks-1
- 2012-02-28 (火) 16:00
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