IBMの未来予測。5年以内に実現するだろう5つのコト「IBM Next 5 in 5: 2011」
IBMが恒例となった未来予測を発表。その映像を公開しています。5年なんてあっという間ですからね、「火星移住」とか「東京からニューヨークまで2時間で行けるようになる」なんて夢のような内容ではありません。近い将来、どんな未来になっていると予測しているんでしょうか。
1.発電の自給自足
今、日本では大きな問題となっている電力。太陽光発電など家庭での発電も実用化されていますが、5年以内にはもっと細かくいたるところで発電することが可能になる。水道の水の流れを使った発電なんか実用化されるといいですね。
2.パスワードが不要に
今よりもっと整体認証技術が発達し、キーボードでちまちまパスワードを入力したり、複雑なパスワードを覚えたりしなくてもよくなる。
3.人の思考がわかるように
行動は、頭で考えたことを体に伝えて行います。もしも頭で考えたことをコンピューターが読み取れるのであれば、行動以前の人間の動きはいらなくなります。コワイことも考えられますが、たとえば身体が不自由な人にとってはコンピューターが身体の一部になるかもしれませんし、広い分野での応用は可能ですよね。しかし・・・気軽にエロいことを考えられなくなる日も近いってことかもしれません!
4.デジタルデバイドが縮小
モバイル機器やコンピューターなどを使用しているのは、まだまだ先進国中心です。先進国の中でも使っていない人も多く、また使っていたとしても使いこなせているかどうかには個人差があります。これによって生じる情報格差を解消するためモバイル機器の普及が急がれているわけですが、IBMは5年以内に80%の人がなにかしらの情報機器端末を持つようになると予測。80%の人々が持てるほどに端末の価格も低下するだろうということです。
5.スパムメールの有効価値化
スパムメールはなくならず、その代わりに自分の欲しい情報のみ得られるようになるとのこと。それは、スパムフィルターでよりわけるということだけではなく、個々の欲している情報に合わせた内容をメール送信できるようになるからだ。平日が休みのクラシック好きの人に、週末に予定されているハードロックライブの案内を送ってもしょうがないですからね。
てことで、ありえそうなことから、ほんとにここまで進むの?と思うものまでの、おもしろい予測となっています。
- 2011-12-30 (金) 11:26
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