手軽にストップモーションアニメが作れる教育用ツールのプロジェクト|Pas a Pas
学校で見たことのあるOHPのようなこの機械、一体なんでしょうか。そもそもOHPはオーバーヘッドプロジェクタなので、全く用途が違うのでして、この機械は上に伸びた部分がカメラとなっています。そして下はモニタ。教育用に考えられた、ストップモーションアニメを作るためのツールなのです。
モニタ上に乗せたモノ(積み木のようなカラフルで様々な形のプレートが用意されています)を上のカメラで撮影し、モノを少しずつ動かしまた撮影。これを繰り返すことでストップモーションアニメができあがるのです。
モニタが必要なのは、アニメーション再生のためともうひとつの理由があります。付属しているカートリッジを使うためです。このカートリッジにはプログラムされたアニメーションデータが入っていて、セットすることでモニタ上にどのプレートをどこに乗せるかというガイドが表示されます。これなら慣れていない子どもでもできますね。
カメラで撮影すると、ガイドが少し動いて次の場所を指示してくれます。
もちろんカートリッジなしで自由発想で制作することもできます。
プレートを使わない応用も楽しそうですね。
動画もありますので、見てみましょう。
これはこどもだけでなくともやってみたくなります!
Pas a Pas(パザパ)とはフランス語で「一歩ずつ」の意。英語で言うところのStep by Stepです。ひとつずつコマを撮影していってアニメにする。カートリッジがあることで各年齢用に適したプログラムも与えられそうなこのPas a Pas、現在開発中とのことです。
→Pas a Pas
http://pasapas-project.com/
- 2011-05-06 (金) 6:29
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