ストーンペーパーを使った折り紙のような一輪挿し「KABIN」
エコ素材を扱うイーリンクスとサスティナブルデザインを手がけるデザイナー島村卓実さんのコラボレーションにより生み出された新ブランドpAtan。
第一弾として制作されたのが、折りたたまれたストーンペーパーをポップアップブックのように広げると一輪挿しになる「KABIN」。
素材に用いているストーンペーパーは天然の石灰石からできています。防水性に優れ、何ヶ月水を入れても、ふやけたり破れる事はありません。
ストーンペーパーはボクも実際触れたことがありますが、要は粉状にした石と樹脂でできた紙で、そりゃふやけることもないわけです。
wikipediaによると“紙(かみ)とは、植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの。日本工業規格 (JIS) では、「植物繊維その他の繊維を膠着させて製造したもの」と定義されている”とのことで、そういう意味からすると紙ではないのですが、この「紙のようなもの」に合致する言葉がないし特性が紙に似ているから、ペーパーと言ってしまっても大きく間違ってはいないということでしょう。
ストーンペーパー以外にも、有名なところではポスターなど(屋外使用の選挙ポスターに多い)に使われているユポという紙がありますが、これも植物繊維は使われていない合成紙だったりします。ちなみにユポはユポ社の登録商標なので、一般的には合成紙とか樹脂合成紙と言う方が正しいですね。
と、話はそれましたが、そんなストーンペーパーで出来た「KABIN」、サイトには上画像とは違うパターンも掲載されています。
→pAtan
http://patan.jp/
- 2010-11-22 (月) 9:39
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