ホーム > TV・CM > 資生堂のCM vol.1 1961-1979

資生堂のCM vol.1 1961-1979

資生堂のCM vol.1 1961-1979
販売:エイベックスイオ
amazonで詳細を見る

昨日届いたDVD『資生堂のCM vol.1 1961-1979』(予約していたからですが)
タイトル通り、資生堂の歴代CMを集めた映像集です。
これは第一弾で1961年〜1979年までのもの79本を収録。来月には第二弾として1980年〜1999年までのものを収録したものが発売されます。

封入ブックレットには天野祐吉さんが寄稿されています。
資生堂が戦後の美人像を造形美から表情美に変えた、と。

1979年といえば、ボクは生まれてまもなく、つまりどのCMも生で見た記憶にはないわけです。しかし、音楽は知っていたり、出演者はわかったり、商品を懐かしく思ったり。

総じて感じたことは、初期のCMは説明的である、と。
非常にやさしく、これはどういうものかを説明するナレーションがついています。それは、啓蒙のように。70年代になると、それまで薄いBGMだった音楽が、商品に特化したものとなり、ついつい口ずさんでしまいます。それは映像がモノクロからカラーになったこと、商品の説明があまり必要ないほどに美への関心が高まっていったことが考えられます。
映像について言えば、モノクロ時代はモノクロ時代のよさ、カラーが普及してからはその可能性を広げている様子が見てとれます。具体的には、色がわからないモノクロ時代に、商品を覚えてもらうための工夫がみられます。サンオイル美女には白い水着、日焼け止め美女には黒い水着、など対比による意識付けの強化が行われていたり、さらっと見ただけでも当時の工夫は伝わってきます。

全体的に、欧米映画の影響を受けていることも感じます。
セット、洋服、メイク、編集。
年代ごとの流行が見られますね。
キャストが(メイク方法からも)いわゆる日本人顔ではない点も、どこか欧米への憧れがあったんでしょう。

しかし、資生堂のCMに出演されている女優さんは、今見ても綺麗!当時の美人であり、また時代を超えた美人を起用されているんだなぁ。アグネス・ラムかわいいなぁ。

ということで、vol.2もさっそく予約した次第。。。

いや、クリエイターで当時を知らない人は見た方がいい!
おもしろい表現方法がいくつも使ってある。
と、まじめにおすすめします。

資生堂のCM vol.2 1978-1999
販売:エイベックスイオ
amazonで詳細を見る

ホーム > TV・CM > 資生堂のCM vol.1 1961-1979

検索
Popular Entries
Recent Entries
Recent Comments
タグクラウド
ページ
フィード
 subscribe to my RSS
follow us in feedly
このブログをはてなブックマークに追加
Add to Google
My Yahoo!に追加
Subscribe with livedoor Reader
Add goo
Subscribe with Bloglines
メタ情報

Return to page top