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ある書斎にて #5

syosai

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さてさて、昨日のエントリーでもったいつけた装丁の本がこちら。
一枚目(上)の画像が、函に収まった状態。函には葉っぱが描かれており、一番先端の葉っぱ部が型抜きされていて、中の本の緑がのぞいています。テントウムシも見えますね。それを函から出したものが、二枚目(下)の画像。本自体にも葉っぱと葉脈がわかるようにエンボス(型押し)加工が施されています。テントウムシの足と触覚と複眼の部分だけは金なのです。凝っていますよね。
この書籍は『天然色写真 昆虫七百種』というタイトルで、すなわちカラーの昆虫図鑑なのです。昭和5年発行で当時350円。これって、相当高かったんじゃないのかな???
中の文字は全てカタカナで、活版印刷で刷られています。カタカナの書体がかわいいし、印刷の味わいがすごくいい!

追記:当時の価格を350円と書きましたが、「そりゃどう考えても高すぎるだろ?」という疑念から、もう一度よくよく見てみると、消えそうなコンマを確認しました。ということで、3円50銭に訂正。それでも高いと思うのですが・・・。

  • 2006-04-16 (日) 21:22
  • Books

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コメント(閉):4

Izumi 06-04-16 (日) 22:17

こんばんは!以前、cafe de pocheに参加させて
頂いたことがある者です。この本、すごく素敵ですね!
シビれました。
このすばらしい蔵書たちの行方が気になります⋯

mif-4c 06-04-16 (日) 22:30

>izumiさま
わぉ!
これはこれは、お世話になっております!
café de pocheにご参加頂いた回に、ボクは不参加だったんです、、、すいません。
わざわざお越しいただき、嬉しいです。
この本、ほんと素敵で、ボクもしびれましたw
蔵書はいただけることになりまして、また探索に行ってこようと思っています。いいでしょ!うふふ。
ちなみに、この本は、今ボクの真ん前にいます。今日、他の本より先に我が家にやってきた数冊に含まれておりました。

risco 06-04-21 (金) 21:03

こんにちは。 4cさん♪

この書斎シリーズ。。
すごくすてき。

今、一番楽しみにしてるエントリーです。

では。

mif-4c 06-04-22 (土) 9:15

>riscoさん
ありがとうございます。
というか、こんな趣味を持っていた、この書斎の主人が素敵ですよね。実は、この書斎のご主人とボクは会ったこともないんです。ボクの生まれる前に亡くなられてまして。今、こうして書斎にお邪魔して書棚を見ていると、一度お話してみたかったなと思うのです。ボクも部類の鳥好きですので。
毎日とはいきませんが、ちょくちょく続けていきますので、楽しみにしてくださいね。

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